スラリーモルタル( 超高流動化処理土 )(大阪府リサイクル認定製品)

流動性に優れ強度設定も自在。条件を問わずに施工が可能なリサイクル資材です。

『スラリーモルタル』は建設汚泥の処理過程で生成されたスラリー原液にセメント系固化剤を添加することにより誕生したリサイクル埋め戻し材です。
充填材として特に優れた流動性を持ち、低い圧送圧力でも500m以上(好条件下では700m以上)の圧送も可能です。
高流動スラリーモルタルを使用しての『スラリーモルタル管内充填工法』は従来工法では難しかった長距離圧送打設や多孔管路の空隙細部にわたる充填が容易に行えます。また、SRPS移動プラントを使用して充填打設現場内での製造も可能です。

特許登録済み、商標登録済み

特許登録済み、商標登録済み

品質管理試験「三和方式」

流動化処理土の性能を評価する上で最も重要なのは一軸圧縮強さで、その他に現場試験として密度、フロー値、ブリーディング値を測定し品質を管理しております。
弊社におきましては、ソイルモルタル・スラリーモルタルの性能・特性を評価するのに適し、且つ簡便であり信頼性が高い以下の試験方法を「三和方式」として採用しております。

目盛りの目視で容易に判読できる
10ml / 1000ml → 1%
一軸圧縮強さ
打設時にテストピースを採取、恒温室において所定の日数室内空中養生し、一軸圧縮試験機にて試験を行う。「土の一軸圧縮試験 JIS A 1216-1998」
密度
泥水比重計(マッドバランス)を用いて測定する。特に制約のない場合や製造工場におきましては専用容器を用いて質量を測り密度を算出しています。
1,700g- 400g(風袋)=1,300g 比重1.30
※比重測定を専用容器で行った場合、そのままブリーディング値測定にも使用できるので試験時間を短縮することが出来ます。「三和方式
フロー値
フロー試験「エアモルタル及びエアミルクの試験方法 コンシステンシー試験シリンダー法 JHS 313-1999」を行う。
ブリーディング値
メスシリンダーの1,000㎖目盛りまで試料を計り入れ、所定時間経過後のブリーディング量を目盛りから読み取る。(メスシリンダー目視法)「三和方式
※従来、流動化処理土のブリーディング値の測定には「プレパックドコンクリートの注入モルタルのブリーディング率及び膨張率試験 JSCE-F522」法が用いられて来ました。
ソイルモルタル・スラリーモルタルにこの方法を用いると、試験対象物の量が500ml程度と少なく、ブリーディングが少量だと誤差の範囲に入ってしまい測定不能となります。
また、ソイルモルタル・スラリーモルタルの打設直後には目立った膨張が認めらず、湿潤状態であれば収縮も認められない為、弊社と致しましては、簡易に行え、且つ測定結果を読み取り易いメスシリンダー目視法を採用し「三和方式」としております。
お問い合わせ先はこちら
06-6612-8100