ソイルモルタル埋め戻し施工
省スペース、工期短縮で建設現場の資源循環を進めます。
省スペース、工期短縮によるコストダウンとで建設現場の資源循環を高次元で両立します。
ソイルモルタル最大の利点である高い流動性を生かす事により、従来埋戻し工法では必須であった、転圧や重機を用いての作業、広い作業エリアの確保等の施工条件を省くことができ、工期の大幅な短縮が見込めます。近年、地中障害となった既存杭の撤去工事における、抜き跡孔の充填材として採用される例が急増しております。これら様々な施工実績に基づき、実施工のご相談や、ご提案をさせていただきます。
特許登録済み
弊社独自開発の打設システムの特許を取得。この特殊ポンプシステムは、低騒音・低振動且つ省スペースで設置可能なので、限られた占用内で行う夜間作業等幅広い施工条件に対応いたします。
高所埋め戻しの例
弊社特殊ポンプシステム(特許取得済み)を使用する事により、構造物背面等高所への打設が、低騒音・低振動尚且つ省スペースでスピーディーに行えます。
低所埋戻しの例
ソイルモルタルの高い流動性を活かし、運搬車両から20m程度であればサクション配管のみで埋め戻し施工ができます。また特殊ポンプシステムを使用する事により水平距離20~80m程度の打設が可能です。また、それ以上の打設延長にも対応いたします。(打設配管長最長1,400mの実績あり)
閉所埋め戻しの例
ソイルモルタルの高い流動性・自己充填性を活かし、通常埋め戻しが不可能であった閉ざされた空間や、狭隘な箇所への埋め戻しを実現します。
夜間埋め戻し
弊社特殊ポンプシステム(特許取得済み)は、低騒音・低振動且つ省スペースで設置可能なので夜間作業にも対応します。
特殊な施工風景
ガス管充填
以前より廃棄下水管の充填工法として広く利用されておりました「ソイルモルタル管内充填工法」が、近年、廃棄ガス管の充填にも採用され始めました。
橋脚周り
通常は水面下に位置し、河川流による洗掘防止の観点から遮水性能を求められる、橋脚周りの特殊な箇所への埋め戻しにも採用されています。
解体現場
大型解体現場において、スラブ下の地下空間をあらかじめソイルモルタルで充填する事により強固なものにし解体に使用する大型重機の乗り入れを可能にすることが出来ます。
ジャッキアップ
建物の基礎部分の更生や修正の為に行うジャッキアップ工法で生じる地下部分の空隙充填にはソイルモルタルが最適で広く使用されています。
スラリーモルタル
( 超高流動化処理土 )充填工法
流動性・自己充填性にすぐれ、条件を問わずに施工が可能なリサイクル資材。
『スラリーモルタル』は建設汚泥の処理過程で生成されたスラリー原液にセメント系固化剤を添加することにより誕生したリサイクル埋め戻し材です。
充填材として特に優れた流動性持ち、低い圧送圧力でも500m以上(好条件では700m以上)の圧送も可能です。高流動スラリーモルタルを使用しての『スラリーモルタル管内充填工法』は従来工法では難しかった長距離圧送打設や多孔管路の空隙細部にわたる充填が容易に行えます。また、SRPS移動プラントを使用して充填打設現場内での製造も可能です。
特許登録済み、商標登録済み
弊社独自開発の打設システムの特許を取得。この特殊ポンプシステムは、低騒音・低振動且つ省スペースで設置可能なので、限られた占用内で行う夜間作業等幅広い施工条件に対応いたします。
従来工法との比較の一例
項目 | 従来の一般工法 | スラリーモルタル充填工法 |
圧送距離 | 300m 以内 | 500m以上 |
1日の打設能力 | 200~250m3 | 400~500m3 |
硬化熱 | 約 40~50℃ | 34℃ 以下 |
圧送圧 | 5kgf/cm2 程度 | 4~6kgf/cm2 (特殊ポンプ) 10~15kgf/cm2 (ポンプ車) |
配管 | 30~40m ピッチ | ~100m ピッチ |
フロー値 | 180±20mm | 通常 300mm 以上 |
プラント配置例
- 電力消費
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- ・移動プラント車:40KW
- ・サイロ:15KW
- ・圧送ポンプ使用時:15~22KW
- ・原液撹拌ポンプ:15~20KW(1基辺り)
当社スラリーモルタルを用いた施工風景
スラリーS新潟
国土交通省新潟国道事務所管内での施工を依頼され、大阪から遠く離れた新潟で廃棄コルゲート管、ヒューム管の充填施工を行いました。遠隔地施工の為、現地プラントを設営して材料を大阪から運搬して対応しました。
スラリーモルタル 夜勤廃棄管充填
スラリーモルタル 夜勤廃棄管充填昼間の通行規制が出来ない道路上での廃棄水道管充填作業、加えて500mを超える長距離圧送を夜間作業一日で完了しました。
その他施工
改良土
締め固めが容易な特性を活かし、配管周り等の狭隘な箇所への施工もスピーディーに行えます。
実験施工
広域水道企業団の要望に応じ、上げ越し・下げ越し管内の充填に関しての実験を行いました。
超高流動化処理土充填工法協会、住友電設株式会社と連携する事により、常に施工技術の向上に取り組んでおります。