ごあいさつ

当社は、流動化処理土という言葉が存在しない昭和60年から、”ソイルモルタル埋め戻し”という自社ブランドにより施工をして参りました。
昭和60年から現在まで約5,000件以上の施工実績があり、年間10万トン以上の出荷実績を誇ります。また、数多くの流動化処理土に関する特許を取得しております。
流動化処理土は、平成に入り当時の建設省が建設汚泥の再利用を進めるために考え出した工法です。その後、国の後押しにより関東地方で流動化処理土という名称として広く使用されるようになったため、流動化処理土は関東地方のイメージが強くありますが、本来大阪が発祥の地であり、関西地方では当社だけがソイルモルタル埋め戻し(流動化処理土)の名称で事業をしております。
関西の地層は一般的に大阪平野と言われ、軟弱な地層です。そういった地層から排出される建設汚泥には、細粒分から粗粒分まで幅広く含まれる粘性土が多く、要求に応じた製品の製造が可能です。一方関東の地層は関東ローム層に代表される火山灰質粘性土が大部分を占めており、地層としては堅実であるものの、一度乱されると軟弱な性質を示す傾向があり、このような地盤から排出される建設汚泥はセメントによる改良強度が低く、流動化処理土の母材としては不向きであると言われています。
当社は関東で協会が発足する以前の昭和60年代から、大阪府で建設汚泥の再生品であるソイルモルタルの販売施工を開始しており、流動化処理土埋め戻しのパイオニアとして大阪の地にマッチした事業展開をしています。
平成29年に大阪市住之江区の弊社平林中間処理場におきまして、脱水処理施設(324m3/日)の設置許可を取得することができました。今後も地域に貢献し、より一層のリサイクル事業に取り組み良い商品(改良土、再生砂、流動化処理土)の製造に邁進して参ります。

株式会社三和 代表取締役 共田義夫
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