リサイクルに特化した一歩進んだ中間処理システム

建設汚泥のリサイクルが進まない要因の一つとして、再生品の統一的な品質基準がないことが挙げられています。これは建設汚泥自体が質的に多様であり、一つの基準で括るのが難しい為だと思われます。弊社ではいち早く建設汚泥の質的多様性に着目し、安心安全な再生品を製造する目線から研究を重ね、リサイクルに特化した一歩進んだ産業廃棄物中間処理システムを構築しております。また、近年問題視されている、土壌中で環境負荷になる様な薬剤にも一切頼ることのない製法技術を確立しております。

流動化処理

前処理工程で粒径組成と含水率を調整したソイル原液を流動化処理プラントにて、各現場の要求品質に応じた量のセメント系固化剤を混合、攪拌混錬し製造します。ここで製造されたソイルモルタル(流動化処理土)は即時吸引車に積載し各現場へ向け出荷します。

流動化処理

脱水処理

前処理工程で粒径組成と含水率を調整したソイル原液をフィルタープレス機に加圧送泥し水分を除去します。通常脱水処理は産業廃棄物の減容化のために行われ、殆どの場合脱水処理後物は埋立最終処分されます。近年の最終処分地の残余容量が逼迫している状況に鑑み、弊社は長年の研究の結果、脱水処理後物を素材として再利用することを前提にした脱水処理方法を確立しました。これらのノウハウをもとに脱水処理後物を材料として使用した良質な再生改良土を製造し出荷しています。

脱水処理
お問い合わせ先はこちら
06-6612-8100